第4回 流砂・河床変動に関する研究会を開催しました!

2019年3月11日ー12日に、第4回研究会を開催しました。

今回の開催地は岐阜大学サテライトキャンパスと自然共生研究センター。

テーマが『流砂研究と現場の架け橋』と壮大だったので、どういう会になるのか少し不安でしたが、講演者の熱い発表のおかげで、とても有意義な研究会になりました。

途中現地見学も、ブラタモリ風な感じでとても楽しかったです。岐阜は歴史的にも治水的にも興味深い土地ですね。

発表資料のページに、公開許可を頂いた資料を載せています。興味ある方はぜひご覧になってください。

大槻様に撮影して頂いた写真のリンクも貼っておきます。

https://photos.app.goo.gl/CbChPpQpuYEqRos16

最後に、幹事をして頂いた、原田先生、田代先生、大槻様、本当にありがとうございました。

次回は8月末ごろに札幌で開催する予定です。テーマは『砂州』になりそうです。

第4回 流砂・河床変動に関する研究会の開催案内

3月11日、3月12日に岐阜で第4回研究会を開催いたします。

場所は岐阜大学サテライトキャンパスです。

テーマは「流砂研究と現場の架け橋」
現場の課題を共有しつつ、流砂研究がどのように貢献することが可能か。課題解決を念頭とした場合、研究的課題として何がありうるか。大学、研究所、行政の溝を埋めるためのシナリオをどう描くか。などを議論したいと思います。

スケジュールと発表者は以下の通りです。

1日目 勉強会@岐阜大学サテライトキャンパス.JR岐阜駅すぐ
13:00 集合,勉強会開始
1. 山本太郎(北海道河川財団)
釧路湿原での湿原再生と土砂との関係
2. 吉田圭介(岡山大学)
航空レーザー測深による河道計測と河川工学への応用
3. 原田大輔(土木研究所icharm)
4. 原田守啓(岐阜大学)*現地見学説明含む
流域スケールからマイクロスケールまでの流砂現象と川の個性
17:00 終了
18:00 懇親会
楮(こうぞ) https://g.lets-gifu.com/shop/index-617.html

2日目 現地見学および意見交換会
8:20 岐阜駅集合
|現場視察 長良川,輪中堤,揖斐川 を予定.マイクロバス利用
11:20 自然共生研究センター着
|実験河川見学
12:00 昼食@河川環境楽園(東海北陸道川島PA)
13:00 意見交換会@水辺共生体験館
1. 田代喬(名古屋大学)
石礫の形態・変態からみた移動床現象
2. 大槻順朗(土木研究所自然共生研究センター)
中小河川の「多自然川づくり」に向けた流砂研究の活用や発展性
3. 原田守啓(岐阜大学)*現地見学説明含む
16:00 解散
16:20 名鉄笠松駅に送迎(16:36中部国際空港行特急発,17:38着)

どなたでも参加できます。

参加希望者は、井上卓也(inoue-t@ceri.go.jp)までご連絡ください。

 

第3回 流砂・河床変動に関する研究会を開催しました!

2018年7月24日、25日に、第3回研究会を開催しました。

場所は第1回と同じく北海道河川財団さんの会議室を貸して頂きました。いつもありがとうございます。

また、北海道大学の清水先生から、第1回に続き「おやつ」の差し入れを頂きました。ありがとうございます。今回は北菓楼のシュークリームでした。おいしくて、あっという間に食べ終わってしまったため、箱の写真しかありません・・・・(^ ^;)。

今回は、流木・流氷をテーマに発表を頂きました。途中、広島大学の内田先生、岡山大学の吉田先生による西日本水害の報告もあり、時間が足りないくらい議論が白熱するとても良い研究会になりました。

発表者と発表タイトルは以下のとおりです。

1.吉川泰弘(北見工業大学)
「簡易的なアイスジャム計算モデルに関する検討」
2.赤堀良介(愛知工業大学)
「流木研究の現状と流れとの関係について」
3.内田龍彦(広島大学)
「開水路流中の樹木に作用する流体力の評価方法と流れの解析法」
4.Adriano Lima(北海道大学)
「湾曲水路における岩盤河床の浸食及び水成地形に関する研究」
5.厳島 怜(九州大学)
「河川汽水域の河道の構造と生物生息環境」

特別セッション:平成30年7月豪雨(西日本水害)の被災状況報告
1.内田龍彦(広島大学)
「広島県の被災状況報告」
2.吉田圭介(岡山大学)
「岡山県の被災状況報告」
3.戸村翔(北海道河川財団)
「災害ボランティアへの参加報告」

※発表資料のページに、公開許可を頂いた資料を載せています。興味ある方はご覧ください。

最後に、北海道河川財団の山本様、幹事ご苦労様でした!

次回研究会は、来年3月ごろ、岐阜で『流砂と河川環境』をテーマに開催する予定です。詳細が決まり次第、このHPに情報を流したいと思います。

 

第3回 流砂・河床変動に関する研究会の開催案内

7月24日、7月25日に札幌で第3回研究会を開催いたします。

場所は北海道河川財団(札幌市北区北7条西4丁目5-1 伊藤110ビル)です。

昨年の九州北部豪雨における流木災害、今春の北海道におけるアイスジャム災害などを踏まえ今回は「流木、流氷」をテーマに開催したいと思います。

発表者と発表タイトル案は以下の通りです。

7月24日(流木・流氷)

1.吉川泰弘(北見工業大学):簡易的なアイスジャム計算モデルに関する検討

2.赤堀良介(愛知工業大学):流木研究の現状と流れとの関係について

3.内田龍彦(広島大学):開水路流中の樹木に作用する流体力の評価方法と流れの解析法

7月25日(自由課題)

4.Adriano Lima(北海道大学):湾曲水路における岩盤河床の浸食及び水成地形に関する研究

5.厳島 怜(九州大学):河川汽水域の河道の構造と生物生息環境

どなたでも参加できる勉強会です。ご興味をお持ちの方は、寒地土木研究所 井上卓也(inoue-t@ceri.go.jp)までご連絡ください。

 

第2回 流砂・河床変動に関する若手研究会

2017年11月20日、21日に、第2回研究会を開催しました。

場所は、静岡大学・浜松キャンパス。

今回のテーマは、みんなが大好きな『砂州』。

時間を超過するくらい中身の濃い研究会になりました。

発表者と発表内容は以下の通りです。

1. 知花 武佳(東京大学)
現地観測を通してみた河川地形と河床材料
2. 竹林 洋史(京都大学)
混合砂河床の砂州の動態
3. 久加 朋子(北海道大学)
2016年8月音更川の災害状況を踏まえた流路変動(計算)
4. 川村 里実(寒地土木研究所)
2016年8月音更川の災害状況を踏まえた流路変動(実験)
5. 鵜崎 賢一(群馬大学)
山国川と中津干潟の広域土砂動態と侵食堆積機構の解明と河川の土砂量算定技術の高精度化
6. 横嶋 哲(静岡大学)
粒子混相流についてPoint Particleアプローチが教えてくれること

※発表資料のページに、公開許可を頂いた資料を載せています。興味ある方はご覧ください。

最後に、横嶋先生、幹事ご苦労様でした!

次回研究会は、来年7月ごろ、北海道で『流木』をテーマに開催する予定です。詳細が決まり次第、このHPに情報を流したいと思います。

 

第1回 流砂・河床変動に関する若手研究会

2017年7月11日、12日に、第1回研究会を開催しました。

場所は、札幌にある北海道河川財団さんの会議室。

第1回のテーマは、小規模河床波(砂堆、反砂堆)でした。

発表者とタイトルは以下のおとりです。

1. 椿 涼太(名古屋大学)
砂堆上の粒子計測の試み
2.井上 卓也(寒地土木研究所)
三次元的な反砂堆上の水面波に関する実験的研究
3.岩崎 理樹(寒地土木研究所)
三次元反砂堆に関する実験とモデル:線形安定解析と数値計算
4.溝口 敦子(名城大学)
anti-dune発生領域における各種実験
5.音田 慎一郎(京都大学)
ブシネスク方程式を用いた砂堆・反砂堆の数値シミュレーション
6.川村 里実(寒地土木研究所)
砂堆の鉛直2次元計算と豊平川での観測について

※発表資料のページに、公開許可を得たデータをアップしています。興味のある方はご確認ください。

1回目の研究会、どうなるものかと思っていましたが、質疑応答も盛り上がったのでホッとしました。

幹事の山本さん、お疲れ様でした!