第5回 流砂・河床変動に関する研究会を開催しました!

2019年8月26日ー27日に、第5回研究会を開催しました。

開催地は札幌。例年のように北海道河川財団さまの会議室をお借りしました。

テーマは『砂州』です。理論、モデル化、数値計算、データ分析と様々な角度から砂州・流砂の勉強ができました。

発表資料のページに、公開許可を頂いた資料を載せています。興味ある方はぜひご覧ください。

議論が白熱し、時間が足りない場合が多かったので、次回はもう少し時間に余裕を持たせたいと思います。

8月28日には、北海道胆振東部地震で被災を受けた厚真の現地視察会を行いました。

最後に、会場を提供して頂いている北海道河川財団さま、ご発表頂いた講師の皆様、現地視察の準備をして頂いた寒地土研の伊波様、説明をして頂いた北海道開発局の皆様、本当にありがとうございました。

次回は、東京です。

第5回 流砂・河床変動に関する研究会の開催案内

8月26日、27日に札幌で第5回研究会を開催いたします。

場所は北海道河川財団(札幌市北区北7条西4丁目5-1 伊藤110ビル)です。

今回は、樹林化や河岸侵食と密接な関係のある砂州と、数値解析の最先端について7名の講師にご講演頂きます。

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8月26日13時~17時(テーマ:砂州)

1.岩見収二(建設技術研究所):樹林化、河岸侵食による砂州の変形と砂州掘削による低水路管理

2.音田慎一郎(京都大学):交互砂州形成と流路変動を対象とした3次元数値シミュレーション例

3.安田浩保(新潟大学):データ駆動とモデル駆動の協調による砂州の形成機構の解明

4.泉 典洋(北海道大学):砂州によって誘起される蛇行様河道変動

8月27日9時~12時(テーマ:数値解析)

5.太田一行(電力中央研究所):混合粒径の流砂・河床変動の3次元解析 -多相Euler法と確率論的Lagrange法-

6.山野井一輝(京都大学):流域スケールの水・土砂流出シミュレーションとその応用

7.内田龍彦(広島大学):混合粒径土砂のオイラー型堆積モデル

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どなたでも参加できる勉強会です。ご興味をお持ちの方は、寒地土木研究所 井上卓也(inoue-t@ceri.go.jp)までご連絡ください。

また研究会翌日の28日には、北海道胆振東部地震のあった厚真川流域の現地見学を予定しております。先着14名ですのでご希望の方はお早めにお声かけください。

第2回 流砂・河床変動に関する若手研究会

2017年11月20日、21日に、第2回研究会を開催しました。

場所は、静岡大学・浜松キャンパス。

今回のテーマは、みんなが大好きな『砂州』。

時間を超過するくらい中身の濃い研究会になりました。

発表者と発表内容は以下の通りです。

1. 知花 武佳(東京大学)
現地観測を通してみた河川地形と河床材料
2. 竹林 洋史(京都大学)
混合砂河床の砂州の動態
3. 久加 朋子(北海道大学)
2016年8月音更川の災害状況を踏まえた流路変動(計算)
4. 川村 里実(寒地土木研究所)
2016年8月音更川の災害状況を踏まえた流路変動(実験)
5. 鵜崎 賢一(群馬大学)
山国川と中津干潟の広域土砂動態と侵食堆積機構の解明と河川の土砂量算定技術の高精度化
6. 横嶋 哲(静岡大学)
粒子混相流についてPoint Particleアプローチが教えてくれること

※発表資料のページに、公開許可を頂いた資料を載せています。興味ある方はご覧ください。

最後に、横嶋先生、幹事ご苦労様でした!

次回研究会は、来年7月ごろ、北海道で『流木』をテーマに開催する予定です。詳細が決まり次第、このHPに情報を流したいと思います。