第11回流砂・河床変動に関する若手勉強会

第11回勉強会を琉球大学にて行いました。

多くの学生,研究者の方と議論ができ,とても良い機会になりました.

幹事,場所提供をして頂いた方々,ありがとうございました!

日時:3月7日,8日
場所:琉球⼤学 ⼯学部 2 号館 2-504 教室

1日目
13:15-13:45 ⽊⼾ 理歩(広⼤)
「気候変動が⼭地流域の⼟砂⽣産,⼟砂流出に与える影響」
13:45-14:15 松尾 ⼤地(広⼤)
「⾼精度・⾼解像度の洪⽔流・河床変動解析の⾼速解析法の開発」
14:15-14:45 ⽥鍋 颯⼀(北⼤)
「Hydrograph Boundary Layer を越えて進⾏する分級波が砂州形態に与える影響響」
休憩 14:45-14:55
発表 14:55-15:40 ⼩林 ⼤祐(電中研)
「CFD-DEM を⽤いた透過性構造物における浸透流と侵⾷の数値計算」
休憩 15:40-15:50
特別講演 15:50-17:35 仲座 栄三(琉球⼤)
「⽔理学・流体⼒学で説明される Navier-Stokes ⽅程式が誤りであることを⾃らの⼿で証明し、⽇本発の基礎⽅程式を世界に発信しよう」
懇親会

2日目
9:00-10:00 太⽥ ⼀⾏(電中研)
「⽯橋の式の導出過程と留意点について」
10:00-11:00 久加 朋⼦(富⼭県⽴⼤)
「河道内樹⽊の侵⼊が流路変動特性に与える影響の検討について」
11:10-12:10 福⽥ 朝⽣(琉球⼤)
「Interface-Resolved Simulation を活⽤した⼟砂流の⼒学機構の分析」

第10回流砂・河床変動に関する若手勉強会

第10回の勉強会を北海道河川財団で行いました。

北海道河川財団様、毎年実施させて頂き誠にありがとうございます。

また発表頂いた先生方も誠にありがとうございました。

 

日時:2023年8月28日(月)

場所:北海道河川財団会議室

札幌市北区北7条西4丁目5-1(伊藤110ビル9階)

 

1. サムナー圭希先生(水工リサーチ):

「岩盤侵食地形と乾湿風化」

 

2. 阿部孝章先生(寒地土研),吉川泰弘(北見工大)

「河川津波漂流物としての氷の諸現象について」

 

3. 溝口敦子先生(名城大学):

「土砂動態把握に向けた現地調査と実験的検討」

 

18:00- 懇親会

参加者:19名

第9回流砂・河床変動に関する若手勉強会

第9回流砂・河床変動に関する若手勉強会を早稲田大学で開催しました.

日時:3月14日, 15日
場所:早稲田大学
   西早稲田キャンパス 55号館1F 会議室(新宿区大久保3丁目4-1)
1日目

13:30-15:30 【基調講演】関根先生

「これまでの流砂研究の流れと今後に残されている課題」

16:00-17:00 実験室見学

17:30- 懇親会

 

2日目

9:00-10:00 竹林先生ご講演

「流路・河床変動特性を利用した河川の維持管理」

10:10-11:10 萬矢先生ご講演

「流路・河床変動特性を利用した河川の維持管理」

11:20-12:20 白井先生ご発表

「転波列のモード解析に関する研究」

13名の方に参加いただきました。
ホストをしてくださった関根先生、平松様、誠にありがとうございました。

再始動!!第8回流砂・河床変動に関する若手勉強会

長らく開催できておりませんでしたが、「再始動」をテーマに第8回流砂・河床変動に関する若手勉強会を開催します。

日時:9月20日、21日

場所:北海道河川財団 会議室(札幌市北区北7条西4丁目5-1 伊藤110ビル)

9月20日(1日目)

13:30~13:35 開会のご挨拶

13:35~14:35 大石哲也(寒地土研)   「流れと地形と植生との関係性」

14:35~15:00 休憩

15:00~16:00 〇平松裕基(寒地土研),岩崎理樹,川村里実   「置き土材料の流下・堆積過程」

16:00~17:00 音田慎一郎(京都大)   「3次元流れ解析モデルを用いた河床変動のシミュレーション例」

17:30 or 18:00~    懇親会

 

9月21日(2日目)

8:30~9:30 〇成瀬元(京都大),大畑耕治,泉典洋    「混濁流と開水路のベッドフォーム形成条件」

9:30~10:30 井上卓也(広島大)    「岩盤河川の侵食プロセスと侵食地形」

10:30~    現地視察(石狩川)

現地視察スケジュール

10:30 札幌駅北口出発 貸し切りバス移動11:30 江別防災ステーション(昼食)・石狩川を北上、美浦大橋、奈井江大橋などから川を見る・滝川あたりで終了、道央道で戻る・途中、砂川サービスエリアで休憩17:30札幌駅北口解散

第7回流砂・河床変動に関する若手勉強会

第7回流砂・河床変動に関する若手勉強会を2021年3月19日にオンラインで開催しました.

今回は,昨年の九州豪雨をテーマに,熊本大学の大本先生と九州工業大学の重枝先生にご講演頂きました.

また井上の方からは,流砂・河床変動に関する既往文献を整理し,このHPにアップする計画を情報提供させて頂きました.

参加者は50名を超え,議論も活発に行われ,オンライン講演会としては大成功と感じています.講演して頂いた先生,議論に加わって頂いた皆様,誠にありがとうございました.

10:00 ~ 10:05 開会挨拶 音田慎一郎 准教授 京都大学
10:05 ~ 10:55 講演1 大本照憲 教授 熊本大学
「令和2年7月球磨川水害の実態と課題について」
10:55 ~ 11:00 休憩
11:00 ~ 11:50 講演2 重枝未玲 准教授 九州工業大学
「水位と降雨情報から洪水氾濫流を再現できるか?                                                   ~令和2年7月豪雨の筑後川・球磨川を対象にして~」
11:50 ~ 12:00 情報提供 井上卓也 主研 寒地土木研究所
「砂堆・反砂堆に関する既往文献の整理について」
12:00 ~ 12:05 閉会挨拶 音田准教授

会が終わった後は,懇親会代わりに昼食会を行いました.久しぶりに皆様とおしゃべりが出来て,楽しかったです.次は,皆で集まって勉強会・懇親会ができると良いですね.

第6回 流砂・河床変動に関する研究会の開催案内

2020 年3 月12 日(木),13 日(金)に東京で第6回研究会を開催いたします。

場所は早稲田大学 西早稲田キャンパス54号館302です。

今回は、土木工学の研究者と地形学の研究者のコラボ企画です。

また、「これまでの流砂研究の流れと今後に残されている課題?」と題して、早稲田大学の関根先生にご講演頂きます。

より幅広い視点から、流砂研究の未来について話あえればと考えています。

どなたでも参加できる勉強会です。ご興味をお持ちの方は、寒地土木研究所 井上卓也(inoue-t@ceri.go.jp)までご連絡ください。

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3/12 15:00‐17:00 基調講演
これまでの流砂研究の流れと今後に残されている課題?       早稲田大学 理工学術院 教授 関根 正人

17:30‐ 懇親会
場所: 西早稲田キャンパス 63号館1階 ロームスクエア

2020 年3 月13 日(金)
10:00‐11:00 流れと地形と植生との関係性             寒地土木研究所 主任研究員 大石 哲也

11:00‐12:00 大井川における網状流路の変動特性          名城大学 教授 溝口 敦子

12:00‐13:00 昼食

13:00‐14:00 高精細地形情報の取得と解析:レーザ測量,SfM 多視点ステレオ写真測量とUAS                       北海道大学 准教授 早川 裕一

14:00‐15:00 ベッドフォーム形成条件の判別分析          京都大学 准教授 成瀬元

15:00‐16:00 砂州を対象とした数値計算モデルの評価        北海道大学 准教授 岩崎理樹

16:00‐17:00 希望者による発表,或いは追加説明の時間

砂堆に関する最近の論文

年4回しか更新しないのはもったいないので,不定期で論文の紹介をしたいと思います.

今日は,砂堆に関する最近のレビュー論文です.

1. Charru, F., Andreotti, B., & Claudin, P. (2013). Sand ripples and dunes. Annu. Rev. Fluid Mech. 45, 469–493. https://doi.org/10.1146/annurev-fluid-011212-140806

理論的な部分がレビューされています.

2. Best, J. (2005). The fluid dynamics of river dunes: A review and some future research directions, J. Geophys. Res., 110, F04S02. doi:10.1029/2004JF000218

三次元的な砂堆に着目しています.

3. Bohorquez, P., Cañada-Pereira, P., Jimenez-Ruiz, P.J., & del Moral-Erencia, J.D. (2019). The fascination of a shallow-water theory for the formation of megaflood-scale dunes and antidunes. Earth-Sci. Rev., 193, 91-108. doi: 10.1016/j.earscirev.2019.03.021

実験結果が良くまとまっています.

4. Ohata, K., Naruse, H., Yokokawa, M., & Viparelli, E. (2017). New bedform phase diagrams and discriminant functions for formative conditions of bedforms in open‐channel flows. J. Geophys. Res. Earth Surf., 122, 2139– 2158. https://doi.org/10.1002/2017JF004290

レビュー論文ではありませんが,3の論文以上に実験結果が良くまとまっています.

次回の研究会では,京都大学の成瀬先生に,4の論文について発表して頂く予定です.楽しみです.

それでは,今日はこの辺で.

 

第5回 流砂・河床変動に関する研究会を開催しました!

2019年8月26日ー27日に、第5回研究会を開催しました。

開催地は札幌。例年のように北海道河川財団さまの会議室をお借りしました。

テーマは『砂州』です。理論、モデル化、数値計算、データ分析と様々な角度から砂州・流砂の勉強ができました。

発表資料のページに、公開許可を頂いた資料を載せています。興味ある方はぜひご覧ください。

議論が白熱し、時間が足りない場合が多かったので、次回はもう少し時間に余裕を持たせたいと思います。

8月28日には、北海道胆振東部地震で被災を受けた厚真の現地視察会を行いました。

最後に、会場を提供して頂いている北海道河川財団さま、ご発表頂いた講師の皆様、現地視察の準備をして頂いた寒地土研の伊波様、説明をして頂いた北海道開発局の皆様、本当にありがとうございました。

次回は、東京です。

第5回 流砂・河床変動に関する研究会の開催案内

8月26日、27日に札幌で第5回研究会を開催いたします。

場所は北海道河川財団(札幌市北区北7条西4丁目5-1 伊藤110ビル)です。

今回は、樹林化や河岸侵食と密接な関係のある砂州と、数値解析の最先端について7名の講師にご講演頂きます。

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8月26日13時~17時(テーマ:砂州)

1.岩見収二(建設技術研究所):樹林化、河岸侵食による砂州の変形と砂州掘削による低水路管理

2.音田慎一郎(京都大学):交互砂州形成と流路変動を対象とした3次元数値シミュレーション例

3.安田浩保(新潟大学):データ駆動とモデル駆動の協調による砂州の形成機構の解明

4.泉 典洋(北海道大学):砂州によって誘起される蛇行様河道変動

8月27日9時~12時(テーマ:数値解析)

5.太田一行(電力中央研究所):混合粒径の流砂・河床変動の3次元解析 -多相Euler法と確率論的Lagrange法-

6.山野井一輝(京都大学):流域スケールの水・土砂流出シミュレーションとその応用

7.内田龍彦(広島大学):混合粒径土砂のオイラー型堆積モデル

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どなたでも参加できる勉強会です。ご興味をお持ちの方は、寒地土木研究所 井上卓也(inoue-t@ceri.go.jp)までご連絡ください。

また研究会翌日の28日には、北海道胆振東部地震のあった厚真川流域の現地見学を予定しております。先着14名ですのでご希望の方はお早めにお声かけください。